ご挨拶
たくさんのお客様にご来場いただき、
春カフェ『健康いろいろ』全てのプログラムが無事終演いたしました。
このスタイルの公演は桃唄さんでは8回目になるのですが、
初参加の私は、お客様の近さ、演じる空間の小ささもすべて初体験で、
どうなることだろうかと心配しておりましたが、
立ってみると意外と、そのお客様の近さに助けられ、発見する場面も多く、
文字通り、見守っていただいた、という印象です。
お忙しいなかお時間を割いてくださった皆様に、
何か少しでもお渡しすることができただろうか、と
今はぼんやり考えております。
楽しい、だけじゃだめ。
でも楽しまないともっとだめ。
震災以降、演劇をやる意味、というものはずっと心の中にあるのですが
今回ハンセン病をテーマにした作品に取り組み、
演劇にできることってなんだろうか、と
また考え考え歩きました。
まだ歩いている途中のような気分です。
無事、終演できた喜びもありますが、
手放しで喜べる感覚はなく、
かといって喜びが無いわけではもちろんなく、
静かに、朝を迎えております。
とにかく、見ていただいた全ての方に、
感謝の気持ちでいっぱいでおります。
どうもありがとうございました。
竹田まどか
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